【No.16】グループホーム新設|車いすで生活する工夫
新築のグループホームを開所する
横浜市に新しいグループホームを開設するために、建て替え工事を行いました。
全面バリアフリーはもちろん、車いすでの動線設計から、介護しやすい環境を整えるため福祉機器の設置やまで話し合いを重ね、プランを設計しました。
場所 | 神奈川県横浜市 |
建物データ | 新築、戸建て |
外観 -横浜の住宅街に溶け込む外観-
障害を持ちながらも地域で生活するという観念から、「施設」という見た目を避け、一般住宅とほぼ変わらない外観にすることにより、横浜の住宅街に溶け込むようになりました。
車いす仕様車が止まることができるスペースと、降りたそのまま玄関へ移動できるように玄関前にはスロープを設置。玄関も一部引き戸にするなど、出入りのしやすさにこだわりました。
設計・図面/居室・リビング
入居者の独立性と介助の兼ね合いは何度も話し合いを重ねたポイントでした。その日一日、朝起きてから寝るまでの動きを確認しながら、部屋の機能などを決定。リビングに集まりやすく、個室として一人の時間も確保できるという点にこだわりそれぞれを設定しました。
各居室の天井走行リフト
各居室には縦横自由自在に動く天井走行リフトを設置。ベッドから車いすの移乗などを助けます。
専用トイレの天井走行リフト・多目的流し
トイレの介助の負担を軽減する天井走行リフトと、使いやすい多目的流しを採用。天井走行リフトはどの位置に車いすを置き、介助者がどの位置に立ってトイレに移乗するかなどの確認を重ねた結果、設置を決めました。
浴室/天井走行リフト・車いす用洗面台
浴室の天井走行リフトは、脱衣室からレールをつなげた特別製。引き戸もそのままレールを通すことで、浴室に車いすを置いて濡らすことなく、お風呂に入ることができるようになりました。
ご利用ありがとうございました!
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