2025.01.27ハワイ移民の日 株式会社トライアングル
1885年に日本で初めてハワイへの移民として第一号の船が横浜を出発した日
19世紀後半のハワイは民主主義というより少数独裁制の社会で「ビッグファイブ」と呼ばれる製糖会社が政治的・経済的な権力を握っていました。
製糖会社はサトウキビ畑で働く安価な労働力を求めており、同時期に日本からハワイに移民した人々=管約移民がその需要を担いました。
官約移民は、日本とハワイ王国との間で交わされた移民協約に基づいて、日本からハワイへ渡航した移民です。
ハワイではサトウキビのプランテーションで労働力が必要だったため、移民の受け入れが行われました。
官約移民は、1885年から1894年までの10年間に約2万9千人が渡航しました
故郷への仕送りが出来る程の稼ぎを期待して海を渡りましたが、そこで待っていたのは過酷な労働でした。
彼らは主に日本の貧しい家庭の農夫で、ハワイでお金を稼ぎ、裕福な男性として日本に戻ることを夢見て新天地にやってきました。
ところが、サトウキビ農園の現実は奴隷のような生活でした。
わずかな賃金での長時間労働、何人もが粗末な小屋で寝起きさせられ、はむかうと罰金や暴力を受けました。
移民の生活は製糖会社の独裁によって厳しく管理されていたのです。
ハワイの日系の方々の苦労がわかる ハワイ日本文化センター 行ってみたいですね