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2016/12/27 20:04

株式会社トライアングル 2016.12.08事納めと事始め


暮らしの歳時記からの引用になりますが
12月8日と2月8日を「事八日(ことようか)」といい、様々な行事が行われてきました。「事八日」というのは、この日が事を始めたり納めたるする大事な日だからです。
事八日には、針供養をしたり、お事汁を食べたりする風習があります。

12月8日を「事始め」、2月8日を「事納め」という場合と、その逆に、2月8日を「事始め」、12月8日を「事納め」という場合があるのですが、それはいったいなぜでしょう?
「事」によって「始め」と「納め」が違います

「事」とは、もともと祭りあるいは祭り事を表す言葉で、コトノカミという神を祭るお祭りです。そのお祭りが12月8日と2月8日の2回あり、「事八日」「事の日」などと言われました。
コトノカミが「年神様」か「田の神様」かで、事始めと事納めの時期が逆転します。
この日付の違いは、この時に始める「事」が新年に迎える神様の「事」なのか、田畑を耕し農耕に勤しむ人の「事」かという違いです。
神様の事始めは12月8日、事納めは2月8日
神様に関する一連の「事」が終わると、春を迎え田畑を耕す時期となり、人々の日常が始まります。つまり人の事始めは2月8日、事納めは12月8日

こうして、年神様を迎える正月行事という「神事」の期間と、それ以外の人の「日常」の期間とに分けるとすれば、一方の始まりの日はまた一方の終わりの日になるわけです。
古来より、日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分けていました。
今日は ハレの日
■「ハレ」と「ケ」はワンセット
日々に「ハレ」と「ケ」があるように、一人の人の日々の中にも光の部分と影の部分があります。悪いことが起こると「明日はきっとよくなる」と自分を励ましたり、よいことが起こると「いいことばかりではない」と喜びすぎるのを戒めたりすることがあります。まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」です。この感覚は、日本人の暮らしのメリハリや心の影響と深いかかわりをもっています。